あいもブログ

平凡だけれど楽しい毎日。

セクシー田中さん楽しみに見ていた私って

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Xで、ザワザワとしている、セクシー田中さんの原作の方とか、脚本の方の、お話。亡くなられる前から、心がザワザワしつつも、あのブログも読んだし、少し追ってしまっていたので、亡くなられたと言うニュースをみて、更にザワザワしてしまいました。

 

漫画家・芦原妃名子さんが死亡 - Yahoo!ニュース

 

当事者から程遠いところにいる私なので、もちろん事実も何も分からないけど、思ったこと。

取り決め次第だとは思うけど、ドラマ化を受け入れた時点である程度、手を離れる部分もあるのではないかなと思ってしまいました。

広がると言うのはそう言うことでは無いのかなと。

ただ、きっと、いい原作と言うのは、何度もドラマ化や映画化されたりして、さらに広がることもあるし、とにかく、原作にもファンがいたのだから、原作は原作で愛され続ける、そこに自信を持っていたらいいのでは無いかなと思いました。

しょぼい例えだけど、自分でやった方が確実で安心だから、部下には仕事をふらない、みたいなのと近いのではと思いました。そうすれば、確実かもしれないけど、時間はかかるし、拡大はできないし、新しい視点も改善も少ない。の、ような。

 

阿川佐和子さんが、テレビでチビクロサンボが復活したお話をされていた時に、なくなったのが残念ですと伝えたら、いい原作は必ず戻ってくると言った方がいて、実際今はまたチビクロサンボが売っていると言うお話をされていたことを思い出しました。

 

 

 

それから、吉本ばななさんも、このように。

https://x.com/y_banana/status/1752335881267200001?s=46&t=vUejEGftoewIpXCsbc0pVg

 

世界は違うけれど、私もものづくりの仕事にかかわっています。絶対心に留めておきたいと思っていることに、どんなものも一生懸命作った人がいるって言うことがあります。

人には好みや考えがあるのは当然だけれど、何かを目にした時に、例え気に入らなくても、思っていたのと違っても、頑張って考えて作った人がいることを忘れてはいけないと思っています。それも、大抵のものには何人もの関わる人が。つくり上げる人たちは、その過程を想像して、尊重して、解釈して、時には確認や対話してつくっている。できるだけの擦り合わせと、他者への敬意は必要だけれど、何人もの人が関わると言うのはそう言うこと。ただ貶したり、批判するのは傷しか生まない。

私は空間を仕事にしていて、まぁ好みの問題みたいな部分が大いにあるけど、やっぱり一生懸命考えたり、作業した、施主、設計、監督、職人それぞれの気持ちが裏にあることを意識しながら、言葉にしたいなと思っています。もちろん自分がこれまで傷つけてしまったり、傷ついたりした経験がその後ろにあるのだけれど。

 

なのでもちろん原作者が大切に作り上げていても、脚本の方や映像のほうの方もみんなも頑張ってだのだろうなと思ってしまった。

 

原作を大切にする世の中になって欲しいみたいなつぶやきをたくさん見かけたけど、それはそうなんだけど、他の方も信念を持って取り組んだはず。

 

いち視聴者だった私は、漫画も読んだことはあったけど、あのドラマはあのドラマとして、楽しみにしていたので、なんだかとても後味の悪い感じになり残念です。

 

何十年か後に、むかしはこういうこともあったんですよ〜くらいで語られて欲しいような暴露話が今こうして見えてしまったことが残念。だし、多分想像以上の反響、反応でことが大きく大きく広く攻撃的になったことがショッキングで、傷も残ってしまったし。残念。